アントニオ・マルティ(トランペット)
Antonio Marti, Trumpet
スペイン・ヴァレンシア出身。10歳よりトランペットを始める。1998年テネリフェ・コンセルバトワール(スペイン)卒業後、マネス音楽院(米国・ニューヨーク)へ全額奨学金を得て入学。A.ラモス、V.ペンザレラの各氏に師事。1997年、98年モンセラート室内楽コンクール(スペイン)、1998年ニース夏期国際音楽アカデミーコンクール(フランス)、2001年マネス音楽院協奏曲コンクールで優勝。2001年、2002年パシフィックミュージックフェスティバル(PMF)に参加。これまでにテネリフェ響、ヴァレンシア響、ニューヨークフィルハーモニックなどに客演。2003年から2009年まで7年間、東京交響楽団の首席トランペット奏者として活躍。その後MKO
ミュンヘン・カメラータ オーケストラ、マドリッド交響楽団の首席代行などを経て、2013年にチャールストン交響楽団(米国・サウスキャロライナ州)の首席トランペット奏者となり現在に至る。柔らかく艶のある音色と豊かな音量は、絶対的な存在感があり、オーケストラ活動を中心に、ソロ、アンサンブルと幅広く活躍している。
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